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アルバイトは、働く前に、雇用主となる企業と、雇用契約というものを結びます。その際、雇用契約書と呼ばれる書類にサインすることになります(口頭説明で済ませるところもありますが、しっかり見せてもらいましょう)。これは、入社してからのトラブルを避ける目的で作成されるものであり、法的にも有効な非常に大切な書類です。しかし、多くの人が、この雇用契約書を、しっかりと確認せずにサインしてしまっているのが現状です。「そう言われても、どこを見れば良いか分からない」という人のために、雇用契約書で確認すべき点を挙げていこうと思います。

まず確認すべきは労働条件

アルバイトで、もっともトラブルが起きやすいのが、この労働条件に関する問題です。必ず労働時間や労働場所、賃金条件を確認しましょう。何も考えずにサインしてしまうと、無理のあるシフトを入れられてしまう可能性もあります。そのため、自分の希望と合っているか、慎重にチェックする必要があります。特に、学生の場合は、テスト前は仕事を減らしたいという人も多いと思います。そういったことも、確認しておくと安心ですね。

雇用期間は?

アルバイトをしている人のほとんどが、面接で、目安としてどのくらいの期間、働けるか聞かれたと思います。しかし、期間内であっても、辞めることはできるはず。では、なぜ雇用期間が雇用契約書に記載されているのでしょうか? それは、雇用期間が、アルバイトを守るためのものだからです。例えば、この期間内に、企業が勝手にアルバイトを解雇することはできません。雇用期間は、そうした労働者と企業の間のルールを決める際に用いられるのです。そのため、雇用期間のチェックは、とても大切です。

その他の注意点

その他にも、確認しておきたい項目があります。まず、解雇になる条件。どんなことをしたら、解雇になるのかを明確にしておくことで、トラブルの防止に繋がりますし、企業側としても、連絡の取れなくなったアルバイトを、本人の承諾無しで解雇にできます。他には、弁済に関する注意事項も、ぜひチェックしておきたいですね。お店の物品を壊してしまった際、自分で弁償しなければいけないのか、しっかり確認しておきましょう。

本当にサインして良いのか、しっかり考えよう

ここまで、雇用契約書でチェックしたい事項を、いくつか挙げてきました。ブラックバイトと呼ばれるような職場も増えている中、こうした雇用契約書の確認は、非常に重要なことです。もちろん、おかしいと思ったら、契約書にサインする必要はありません。また、一旦持ち帰って、他の人に相談してみるのも良いでしょう。勇気を持って、きちんと自分の意見を主張するようにしましょう。