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こだわる人はかっこいい。服にこだわる人、食べ物にこだわる人、本にこだわる人、言葉にこだわる人、こだわりはその人の無意識の中にある美学とも言えます。初対面の人にあった時に、その人の身なりや姿勢を見れば、その人が何にこだわっているのかがよく分かるものです。中でも、職人が造ったもの、それには最も大きくこだわりと、その人のセンスが現れるのではないでしょうか。プロの手によって作られた、この世に一つしかないもの、それを自分で選んで購入するということは、そこには必ずその人の性格は人柄が表れるます。今回は、その伝統工芸などのアルバイトについて考えていきたいと思います。

服を買いたかったら、ユニクロに行けば質のいい服がお手頃の価格で買えます。お腹が空いたら、近くの有名飲食チェーン店に行けば安価で美味しいものが食べられます。今の時代、安くていいものがとても流通していますが、しかし考えてみてください。みんなが同じようにそれらのものに手を出して、安さだけを求めたらなんのアイデンティティも画一できないのではないでしょうか。他の人と差を見出すにはそれなりに自分の目で吟味して取捨選択をしなければならないのは当然のことです。この時代だからこそ、職人の手でひとつひとつ作られたものを買うことに意味があるのでしょう。

いま、それら職人のものづくりをする人たちが減ってきています。安価でいいものが流通してきたから、など理由は様々ですが、大きな理由のひとつは後継者不足です。
職人の仕事は給料には申し分ないものの、その仕事の辛さから、なかなか若い人が受け継ごうとしません。確かに一般的な就職をせずに職人の元で働くようになるのは敷居が高いですね。それなら、アルバイトでその仕事を経験してみましょう。
伝統工芸のアルバイトを募集しているところは多くあります。個人的に応募しているところもあれば、自治体が募集をかけているところもあります。陶芸、染物などジャンルはさまざまです。また、伝統工芸を学ぶことができるのはアルバイトだけではなく、専門学校や大学も、また養成所もあります。
アルバイトをしたら必ずしも後継者にならなくてはいけないということはありません。その経験を通して、他の人に伝統工芸の良さを伝えたり、自分が積極的に消費者になることでも十分に意味があります。